運動すると・・・食欲は抑えられる?
おわっ!もう年末じゃんか!!
寒いです~。
こう寒いとカラダを動かしづらいですよねぇ。
でも、お腹が減る(笑)→太る(泣)
そんな皆さん、ちょっと聞いてください。
『ちょっと小腹が空いた時に運動したら、なぜか食欲がどこかへ
消えちゃった。』
そんな経験、ありません?
「ラットの実験で適度に運動させたグループよりもまったく運動をしないグループの方が
エネルギー摂取量が多く、体重も重いという報告があります。」
つまり、運動をすると、むしろ食欲は抑えられる。
食欲の中枢は脳の視床下部にあります。
脂肪細胞や消化器から分泌されるホルモンなどの情報が視床下部に届けられることで、
食欲が増減することが分かっています。
運動医科学の専門家によると、
「食欲は何もしていないときの方が強く感じる」
らしいです。
また、『運動による自律神経の働きも食欲コントロールに強く関わっている』とも言います。
「交感神経の中枢は脳の視床下部、満腹中枢の近くにあります。
脂肪細胞から分泌されたレプチンが満腹中枢を刺激すると同時に交感神経を活性化します。
その両方の作用で食欲が低下すると考えられます」
例えば、高強度のインターバルトレーニングを行うと
食欲がよりコントロールできると言われています。
最大酸素摂取量の90%の運動を1分程度行い、
その後に軽い負荷の運動を組み合わせる。
これを5セット程度行うと食欲の抑制に繫がります。
高強度運動の方が交感神経への刺激が強く、
食欲抑制ホルモンの分泌が多くなる可能性があります。
さらに、お腹の筋肉に電気的な刺激を与えて行う運動でも、
腸管を揺さぶるような刺激を入れた方が食欲抑制効果が高まるらしいです。
結論。
お腹を揺らしながらの高強度インターバル。
1時間のジョギングより、こっちのほうが手っ取り早く痩せそうです。
しかも1分という短時間なら乳酸が溜まってシンドイと感じる前に終われます。
で、運動後、ホルモンの変動のピークを迎える30〜45分後に食事をすれば
少量の食事で満足できる。
代謝の大きい冬にこのトレーニングをして、
ナイスバディで2020年の夏を迎えましょう。