野村克也さん
こう見えて、年長~小学校4年生夏までリトルリーグで野球してました。
3つ上の兄が運動万能でピッチャーでエースでした。
短い指ながらカーブの曲がり具合がえぐくて、
でもちょっとコントロールに難があり、
しょっちゅうデッドボール当ててる印象です。
その練習にいつもついて行ってたので、当然
「ちょっとボール捕ってみろ」
的な話から、そのまま入って行く、よくあるパターンでした。
最初はライトを守らされていたのですが、ある日コーチに
「好きなポジションあるなら行くか?」
と聴かれたので、
「キャッチャーをしたいです」
と答えました。
それは、野村克也さんへの憧れからキャッチャーへの憧れとなったものでした。
はっきりいって、現役時代はほんのちょっと西武ぐらいしか覚えていませんが、
監督、日本で一番優秀な監督として常に注目していました。
ことばのセンスや思考、メンタル、リーダーシップマネジメントなど今でも参考となる、現役トップアスリートたちが口をそろえて称える数少ないアスリート型の哲学者だと思います。
「そんな人になりたいなぁ」
と幼いながらも憧れていた野村克也さんが、
昨日、急逝されたと携帯を観て知り、
「えっ。」
と絶句してしまいました。
84歳は確かに高齢ですが、まだ、早い。
もったいない。
まだまだ野村さんの言葉が聞きたかった。
考えを知りたかったなぁ、と。
またひとつ、大きく時代の幕が閉じたような気がしました。
野球をしていない今でも、考えさせられる言葉を沢山遺して下さった
野村克也さんのご冥福をお祈りいたします。
「努力は天才に勝る」
「財を遺すは下
仕事を遺すは中
人を遺すを上とする」