速くかけっこで走りたい!運動会にむけての3つの練習コツと教え方
夏ももう終わり・・・さみしい、髙洲ウェーーーーーイ!!
子供や父兄から、「もうすぐ運動会」というフレーズがちらほら出てきてます。
よく聞かれる「かけっこはやくなりたい」という声。
かけっこの速さと運動神経って関係あるの?
「うちの子は運動神経がにぶいから、かけっこも遅くて……」という父兄の方もいますが、
幼児期から小学校低学年くらいの場合、かけっこの速さと運動神経は、あまり関係ありません。
かけっこで速く走るためにいちばん大切なのは、
体の使い方。
腕をリズミカルにふったり、こまかく足踏みしたりなど、
いかに「体を速く動かすこと」です。
いわゆる“すばしっこい動き”ができるようになることが、
かけっこの速さにつながります。
小学校低学年くらいまでは、背が低い、太っているなど、体型も、足の速さにはあまり関係ありません。
1.自分に合う腕ふりをする
一般的には「ひじのところで直角にして腕をふるとよい」と説明されていることが多いです。
でも、「そのこに合う」走り方があるものです。まずは、以下の方法で自分に合う腕のふり方を見つけましょう。
両手を軽くにぎり、そのまま腕をおろし、ひじを後ろにひく。
「手首はまっすぐ」を意識しながら、自分がもっともふりやすい腕ふりでOK。
2.体はまっすぐ、おでこを少し出す姿勢で
背中が丸まっていたり、
腰が曲がった状態で走ると地面をける力が弱まって、遅くなってしまいます。
走るときは、背中がのびたまっすぐな姿勢のまま、おでこを出しながら少し倒れるイメージで。そうすると、体が自然に前に出て足もうまく前に出すことができます。
腰が曲がった状態で走ると地面をける力が弱まって、遅くなってしまいます。
走るときは、背中がのびたまっすぐな姿勢のまま、おでこを出しながら少し倒れるイメージで。そうすると、体が自然に前に出て足もうまく前に出すことができます。
×NG姿勢その1:かけっこでは体を傾けすぎない
体を傾けすぎはNG!
×NG姿勢その2:腕を上げすぎない
腕が上がりすぎるのもNG!
◎OK姿勢:かけっこではおでこを前に出すような体勢で
おでこを前に出すように
良い姿勢で走ると、足をすばやく地面からはなすことができるので、はずむような軽やかな走りになりスピードもアップ!
3.スタートダッシュは反復練習で鍛える
よいスタートは、よい走りにつながります。「よーい、ドン!」の合図ですばやくダッシュが切れるようになるには、反復練習を重ねるのみ。
公園など外で練習する時は、スタートラインをひいて、
「よーい、ドン!」の合図と同時にすばやいダッシュがきれるよう、イメージトレーニングを。
「よーい、ドン!」の合図と同時にすばやいダッシュがきれるよう、イメージトレーニングを。
スタートの時の足幅は、「きをつけ」の時より少し開きます。
かけっこが速くなるための練習・トレーニングとは?
背中がまっすぐな姿勢で走ると、足をすばやく地面からはなすことができ、ばねの力を利用してはずむような走りができます。
そのために必要なトレーニングは、ずばり、ジャンプ。
ジャンプは本当に大事なトレーニングです。
まっすぐな姿勢を保ったまま、つま先でジャンプの練習をすることが、かけっこが速くなるためのトレーニングにつながります。
親子で外遊びに出かけた時はもちろん、一緒に買い物に行く時に玄関の前で練習するなど、毎日の生活の中で、少しの時間でも、このようなトレーニングを取り入れることを意識しましょう。
スキップやケンケンも、同じくらい走る時のリズム感を養うのに役立ちます。
カーブの時は、行きたい方向に顔を向けて
小学校の100m走で勝負の分かれ目、カーブです。
カーブを走る時は、自分の顔を、行きたい方向に向けることを意識すると、自然と体がついていき、スムーズに走れます。
カーブのところで無理やりスピードをあげようとせず、カーブのあと直線コースになったら再びスピードアップを意識しましょう。
大阪でかっこいい2大要素の「おもろい」と「足が速い」は誰にも負けたらあきません!!