東京2020オリンピック、群馬代表!・・・え?

やっぱり東京オリンピックの話題なんですが、

“群馬代表”としてのグエム・アブラハム選手、モリス・ルシア選手たちが出場されていたのはご存知でしょうか?

陸上男子1500メートル “群馬代表”のグエム・アブラハム選手(22)

 

女子200メートル “群馬代表”のモリス・ルシア選手(20)

先にネタバレしてしまうと、本当は南スーダン代表選手達なんです。
なんで “群馬代表”なんて言われているかというと、選手やコーチら5人は2019年11月に来日したんですが、南スーダンの政情が不安定という事と、新型コロナウイルスの影響もあって戻るリスクがかなり大きく、日本での練習継続を選手達は希望したことを、滞在していた前橋市も、ふるさと納税で滞在費を集めるなどして支援したんです。

 

大会開催まで1年8カ月もの間、前橋市で“合宿”しオリンピックに出場しました。


滞在期間中は前橋市民との交流も深まり、ある小学生の持久走の練習に顔を出し、走り方などを教えてあげたりして、指導のかいあって、学校内の大会で初めて入賞するこどもがいたそうです。

 

本番直前の7月29日、アブラハム選手から選手村の消印で、

「充実した練習ができている。本番ではベストを尽くす」

とつづられていたそうです。

泣けるやん。

 

レースの方は、

ルシア・モリス選手が陸上女子200メートル予選で25秒24の組6着。

同組で並走したのが、シェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)は08年北京、12年ロンドンの100メートル金メダリストで今大会も銀メダル。世界選手権優勝経験もあるダフネ・スキッパース(オランダ)らとかなり厳しくも、世界ランク2210位のルシア・モリス選手には夢のようなレースだったと思います。

グエム・アブラハム選手は男子1500メートル予選で16人中13位で予選敗退となったものの、自己ベストを2秒縮めた南スーダン新記録の3分40秒86。
大健闘だと思います。
そしてもうひとりのアスリート、
“群馬代表”のパラリンピックアスリート(100m)
クティヤン・マイケル・ マチーク・ティン選手(30)
じつは今年のパラ陸上の日本選手権で、自己ベストだった11秒59を大幅に更新した11秒42で優勝してるんですよね。
これはひょっとすると快挙も期待できるかもしれません。
東京の、
前橋の、
南スーダンの、
夏はまだまだ終わらないかもしれません!!

 

 

 

 

 

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