あなたの『バイブル』はどんな本ですか?
ほんと、難しいわ。
ども、『あおぞら整骨院いちの遅筆家』こと髙洲です。
文章(ブログ)を書くとか、有り体が嫌なので捻るとか。
いろいろレクチャーを受けるんだけれども、いざ書き始めようとすると手が進まない。
思うように書けない。
こういう、何もない所からモノを創り上げていくクリエイティブなオシゴトの方はホントすごいな~と感心しきり。
だから、作家とかは凄く憧れます。
どちらかと言えば本はよく読んだ方なのですが、みなさんは御自身のバイブル、
つまり生きる指針となるような本はお持ちですか?
私にはあります。
星新一の
『明治父アメリカ』
『人民は弱し、官吏は強し』
の2冊です。
(タイトルは違いますが、前編と後編です)
星新一と言えば、『ショートショートの神様』と言われるくらい、短編SF小説で有名ですが、
『明治父アメリカ』『人民は弱し、官吏は強し』は初めての長編小説、
しかもある一人の人物の軌跡を追った小説です。
その人物とは『星一(はじめ)』
星新一の実の父の物語です。
あらすじとしては(読んでもらいたいので詳細は臥せますが)、田舎の貧しく勤勉で決して屈しない星一が、誰に頼ることなく働きながら独学で英語を学び日本、アメリカでさまざまな困難に打ち勝つ情熱的な小説です。
無謀にも感じる行動でも、とにかく屈しない、超絶前向き。
そんな人物に集まる人たちも豪華で、伊藤博文や野口英世、エジソンまで出てきます。
この本を読むと、やる気が漲り、消沈していた心の芯に再び火が付けられます。
とにかくポジティブなので、
今まで色んな友達等にプレゼントしたり貸したり返ってこなかったり、
また買っては貸して、返ってこなかったり、また買ったりと、
今持ってるのは果たして何代目かわからないです。
落ち込んだり悩んだときはこの本を手にとってください。
必ず前を向くことができますから。
みなさんの『バイブル』はどんな本ですか?
※『人民は弱し、官吏は強し』は一転、困難に打ちのめされる星一の評伝です。
読み応えがありますが『日本という国はまったく・・・!』という気持ちになり、これはこれでヤル気が出ます。