健康状態と「握力」

手で握る力を測るだけという非常に単純な方法、何の気なしに『握力』について調べていたら、おもしろい発見をしました。
カナダ・マックマスター大学が、4年間、17ヵ国をまたいで行った35〜70歳までの14万人へ調査では、なんと、握力が寿命に大きく関係していることがわかったそうです。
その調査の結果として、
『 死亡や脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患は握力が弱い人ほど多く発生していた。全死亡リスクは、握力が5キロ弱くなるごとに16%ずつ高まった。特に心血管疾患による死亡リスクは、17%ずつ高まったという。しかし、がんとの関係は、国の所得の差が大きく影響するため関連づけられなかった。』
という、ちょっとショッキングな内容ですが、
握力が強いとなぜ死亡リスクが下がるのか、研究チームでは理由を明らかにしていません。。
実は同じ調査は日本にもあるそうです。
2012年、厚生労働省研究班が福岡県の住民を対象に行なった「握力の強さと脳卒中の関係」調査を発表した。
40歳代以上の男女2527人を握力の強さに応じて4つのグループに分けて、20年間追跡調査。

ゴムボールを握っていれば長生きできる?

   男女とも握力が強い組の人ほど死亡リスクが低くなった。
最も強い組(男性47キロ、女性28キロ以上)は、最も弱い組(男性35キロ、女性19キロ未満)に比べ、
死亡リスクが4割も低かったというから、差は歴然だ。
   ただ、研究班は「握力の強さが健康のバロメーターになることがわかり、病気の発症リスクを考えるうえで非常に意味がある」と指定したが、「握力を鍛えれば長生きできる」とまでは結論づけていないので、勘違いしないように。
ある医師のサイトをみると、こう書いている。
「握力レベル高くなると死亡リスクが減少するという、非常に単純かつ明瞭な結果が出ていますが、『原因と結果』をはき違えないようにしましょう。次の理由が考えられます。(1)握力が強い人はもともと健康な人が多かった(2)日頃から運動などで健康に気を使っている人は握力が強かった(3)病気がちやもともと体の弱い人は握力が弱い、などです。ゴムボールを握って鍛えていれば長生きできると考えるのは早計です。ほかの部分も鍛えましょう」
あまり計測する機会がないかもしれませんが、健康状態を認識する意味で、握力を計ってみるのもいいかも!?

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