ぎっくり腰で安静にしていると治りが遅くなるの知ってます?
ぎっくり腰という診断名はない
「急性腰痛」
といっても、あまりピンとこないと思いますが、
「ぎっくり腰」
ならおなじみでしょう。
『発症してからおおむね1カ月以内の腰痛の総称』
と医学的には定義されます。
ちなみにぎっくり腰という診断名はありませんが、
日常では急性腰痛とぎっくり腰はおおむね同じ意味で使われていると思います。
急性腰痛の発症するメカニズムは、はっきりとはわかっていませんが、
急性腰痛は椎間関節や椎間板の障害が原因です。
また、骨盤を構成する仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節の異常も腰痛の原因となります。
このほか、急性腰痛の原因として、
筋肉や筋膜に由来するもの、
神経障害に由来するもの、
腰の部分に異常が全く見られない心因性と考えられるもの
などいろいろあります。
しかもこれらの異常はレントゲンやMRIといった一般的な画像検査ではとらえられないことが多いのです。
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再発するケースも多いという急性腰痛ですが、確実に予防する手立てがないのが現状です。
しかし、現在までの研究からわかってきたこともあります。
腰痛の危険因子として、肥満は腰痛発症のリスクが高いといわれていますが、
標準より低体重な場合もリスクがあるといわれており、適切な体重管理が勧められます。
また喫煙や飲酒の習慣があると腰痛のリスクが高いという報告もあります。
さらに運動習慣がある人よりない人は腰痛のリスクが高く、
運動は再発の抑制につながるといわれています。
心理的な要因、例えば「どうせ治らない」といったマイナス思考は腰痛の経過に悪影響を与えます。
総じて、腰痛の治療や予防には、健康的な生活習慣とストレスが少ない生活が勧められます。
急性腰痛は、おおむね1週間以内に軽減していきます。
1カ月から3カ月以内に70~90%の例で軽快、または消失することもわかっています。
1週間の通院治療なら、医療費は約6000円位(自己負担が3割の場合)が目安でしょう。
また、急性腰痛は、痛みが治まるまで「絶対安静」・・・が一番だめです。
腰痛→安静→変化なし・悪化(腰痛)→安静→変化なし・悪化(腰痛)→安静→・・・
この“負のスパイラル”を抜ける為には、
腰に重い負担をかけない範囲で、できる限りしっかり体を動かしているほうが、有用であることもわかっています。
腰痛、だからこそ治療としてのトレーニング
急性腰痛の患者さんが来られた場合は、可能な限り施術の中に運動・トレーニングをとりいれて症状を寬解させます。
その後、再発予防も兼ねて本格的なトレーニングへと移行しています。
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