野球肘 離断性骨軟骨炎

こんにちはー
月曜日担当のSHIMADA

 


今日は真面目なことを書きます。


なぜ、この記事を書いたかと言うと!!
地方にいる友達の子供が野球をしており、肘が痛いからどうしたらいいのか相談が来ました。
そして話を聞くと肘が痛い子供が5人ぐらいいると聞きました。
少しでも参考になればと思いました。

 


野球肘と言っても種類がありますが、今回は離断性骨軟骨炎についてです。

 


【離断性骨軟骨炎】
外側型の分類であり、発育期に多いのが特徴です。
離断性骨軟骨炎は投球による微少外力の蓄積によって外側の骨軟骨がはがれてくる怪我のことです。
内側型に比べ頻度は少ないですが、症状を出してしまうと半年~1年程の投球禁止を強いられます。


1、原因と症状
投球などにより繰り返されるストレスや外傷により軟骨の下の骨に負荷がかかる事が原因と考えられています。
血流障害により軟骨下の骨が壊死すると、骨軟骨片が分離し、進行すると関節内に遊離します。
初期では、運動後の不快感や鈍痛の他は特異的な症状は出ません。
関節軟骨の表面に亀裂や変性が生じると疼痛も強くなり、投球時や投球後に痛みが出現し支障を来します。
骨軟骨片が関節の中に遊離してしまうと肘の曲げ伸ばしの際に引っかかり感やズレ感を生じ、関節に挟まると肘がロックして動かなくなってしまうこともあります。


 


2、治療法
非分離型の場合
(骨軟骨片が浮き上がってはいるが、まだ剥がれてはいない状態)
この場合初期の段階であれば早期に症状がよくなりますが、進行していると1年ほどの安静及び投球禁止になります。


分離型の場合
(骨軟骨片が完全に剥がれた状態)
この場合は手術になります。
病院や患者様の状態により手術の方法は異なります。

 


あおぞら整骨院では離断性骨軟骨炎の施術をしております。
血流改善の手技を行い超音波による施術で早期の改善を目指します。
一度ご相談してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です