整理整頓からわかる意外なこと

例えば自衛官の訓練でイヤというほどたたき込まれるのが、

掃除と整理整頓らしいです。

有事の際は、必要なものを瞬時に取り出す必要があって、
どこに何があるか、一目でわかるように整頓しておかなければなりません。

装備の部品が足りなかったり、手入れを怠っていたりして、

いざというときに使えなかったら、それこそ命にかかわります。

自衛隊には定期的に行われる「台風」というおもしろい訓練があります。

教官が部屋に入ってきて、ロッカーの中身をぶわっとぶちまけたり、
ベッドをぐちゃぐちゃにしたりして散らかしながら、その部屋にあったものをこっそりと持ち去っていきます。

訓練生は片づけをしながら、何が持ち出されたのかを見つけ、教官に告げます。

ちなみに、自衛官ひとりに与えられるスペースはロッカー1つと二段ベッド下に収納されたケースだけ。

自衛官は皆、必要最低限のものだけで暮らす、いま流行りのミニマリストです。

ミニマリストとは・・・
自分にとって本当に必要な物だけを持つことで、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。

整理整頓が上手な人、
つまり、要るものと要らないものの区別が上手なうえに
必要最低限のモノしか持たない人はダイエットもウマいんですね。

そこで・・・

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2020年2月4日

2020年2月6日