怖いです、コロナ+○○症が・・・。

5月入ってから急に暑くなってきましたね。

そしてこの季節、毎年患者さんに訴えかけている事があります。

中国 再開直後の学校「マスクしたまま体育」で急死

恐らく、『熱中症』で亡くなったのではないでしょうか。

今年はコロナもあって未だにマスクを外せない状況で、
街中をマスクしながらジョギングしてる方も結構見かけます。


でも、呼吸の役割として、
 空気中から酸素を取り入れ、細胞の代謝によって生じた二酸化炭素を排出するガス交換することと、 体温を一定に維持しようとするために、体温上昇時には体温の低下をはかる、 体熱放散作用があります。
マスクをしていると、その体熱放散作用が低下してしまいます。

呼吸で熱放散出来ないと、発汗や対流によって熱放散をしますが、放散しきれず体内に熱がこもってしまいます。

 

そして、この時季に起こりやすい熱中症、とくに「ヒートショック現象 」へとつながります。

 

 

熱中症対策に大切な「こまめに少量の水分補給」


人間のカラダは、約55~60%は水分で、ほんの体重の2%の水分が失われるだけで脱水状態になり、のどの渇きを激しく感じ始めます。
成人の体内の水分出納(1日あたり)単位=ml
体に入る水
カラダから出る水
食べ物の水分 1,000
尿・便 1,500
飲料水 1,200
汗 700
代謝水 300
呼気 300
合計 2,500
合計 2,500

 

飲むべき量というのは、体格や体質や年齢によっても異なりますが、
暑い時期は普段よりも汗をかくことで水分が失われますから、意識して水分を補いましょう。
ただ、一度にガブガブと大量に飲むと、胃液を薄めてしまい、消化不良を起こすことに繋がります。
飲むときは、
1回小さなコップ1杯、200ml程度を最低でも1日に3回の食事プラス、
10時、3時、寝る前など5~6回飲めば、1日1,000~1,600ml程度の水分が補給できます。
これからの季節、熱中症には気をつけましょう。

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