シリーズ「新」ストレッチの常識③『どれだけするの!?』

ストレッチとかトレーニングの話をすると、

だいたいの人から必ず聞かれることは

「いつすればいいの?」

「何回したらいいの?」

です。

ストレッチは、ちゃんとすればハードな筋トレと違い筋肉にダメージを与えないので、

毎日してもかまいません。

むしろ疲れをとるためには、できるだけマメに行うべきです。

入浴ついでに湯船で、

テレビを見ながら床で、

オフィスでいすに腰掛けたままなど、

習慣にできそうなものから始めてみてください。

結構やってるのに、柔らかくならない!

ストレッチは気持ちいい範囲で行うからこそ効果があります。

「こ、この痛みを乗り越えさえすれば、じ、柔軟性も最大限にアップするはずっ・・!」

その気持ちもわからなくはないです。

「はぁっ!痛いっ!!」

「つ、つらいーっ!」

「息がつまるっ!たはっ!!」

そのやり方、かえって筋肉を傷つけてますよ(伸びてません!!)

「伸張反射」という面白い現象

前屈のストレッチで反動をつける人、いますよね。

たしかに一瞬グンと伸びます。

でも筋肉には瞬間的に伸ばされると反射的に縮もうとして緊張し硬くなる性質があります。

これが「伸張反射」です。

急激に伸ばすと「ヤバい!筋肉が切れてしまう!」と脳にSOSを発信します。

そうすると、筋肉に「縮みなさい!」という指令を出します。

そう、伸ばそうとしても伸びないのです

これでは柔軟性の向上、維持につながらず、

忙しいなか時間を使ってストレッチをする意味がありません

静かに、ゆっくり、そしてなによりも気持ちよく。
これが最高に効果的な静的ストレッチです。
体感で言うと「強い痛みは感じないけれど、適度な伸び感が得られる」
いわゆる、痛気持ちいいところまで伸ばしましょう。

 

 

シリーズ「新」ストレッチの常識①『「思い込み」から抜け出すことから始めよう』

 

シリーズ「新」ストレッチの常識②『伸びているつもりが伸びていない!?』

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